準備室|第1回 後藤悠樹

2017.09.01(金)

美術館そのものを準備する「準備室」のように、建物もコレクションもない状態から、来たるべき展覧会のために準備をするということは、もしかしたら最も創作性に富んだ、魅力的な段階なのではないでしょうか。この企画は、毎回ゲストとして作家をお招きし、作品紹介をまじえながら、一般の来訪者などのコメントを巻き込んで来たるべき展覧会のことを考える、公開取材・対談の連続企画です。


今回のゲストは写真家の後藤悠樹さんです。いままで撮ってきた写真とこれからの写真について伺います。お茶などをご用意してお待ちしております。

 


 

準備室 |第1回 後藤悠樹

開催日:201791日(金)19:3020:30 (19:00開場)

会場:あをば荘(東京都墨田区文花1-12-12

入場料:(お茶代込み)300円

 


後藤悠樹プロフィール

後藤悠樹 GOTO HARUKI
1985年生まれ。
日本写真芸術専門学校卒業。

2006年よりライフワークとしてサハリン(樺太)の撮影を始め、定期的に長期滞在を繰り返す。
サハリンでは、1945年以前生まれの邦人家庭を中心に取材を続け、被写体に寄り添うようなスタイルで写真とともに原稿にで作品発表をする。2018年初めにはこれまでの軌跡をまとめた写真と原稿による著書がDUBOOKSより出版予定。
2014年には北海道大学の研究者との共同プロジェクトが発足、2016年にはその成果物として共著*が出版される。

近年の写真展には「春が来るまえに」(新さっぽろギャラリー 2014)、「降りしきる雪、その一片が人を満たすまで あれから三年−MONEHT−」 (Juna21 新宿ニコンサロン・大阪ニコンサロン2013-2014)などがある。

広告写真家のアシスタント、アパレルカメラマンを経て、現在写真館勤務。

*『サハリン残留 日ロ韓 百年にわたる家族の物語』高文研
著 玄武岩・パイチャゼ スヴェトラナ
写真 後藤悠樹

後藤悠樹