吉田博嗣個展『語りなおし 片子』

2017.10.27(金)〜 11.19(日)

 

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この度あをば荘では美術家、吉田博嗣の個展「語りなおし 片子」を開催いたします。心理学者、河合隼雄が日本へ紹介した箱庭療法、また彼の著作で紹介されている東北地方の民話「片子」(かたご。鬼と人間の間に生まれた子供)をモチーフに、「社会に箱庭療法を施すことは可能か?」という視点からこれまで数十回にわたるワークショップを行ってきたプロジェクトを、展覧会という形で紹介しつつ、会期中もさらなる更新と発展を試みる企画です。

展覧会名:吉田博嗣個展「語りなおし 片子」

会期:2017年10月27日(金)― 11月19日(日)

   (金土日のみオープン)

時間:金曜 17:00 – 21:00 

   土日曜 14:00 – 20:00

   (曜日により開催時間が異なりますのでご注意ください)

イベント:11/19(日)19:00

クロージングトーク「片子の物語」

十数回の共同作業によりつくられた数々の片子の物語を振り返りながら、この作品制作のきっかけとなった心理学者、河合隼雄の「片子」などを踏まえつつ、この昔話がどのように語られなおしたかをお話しします。

日替わりイベント「WS再演」

この展覧会は出品作品を含め、昔話「片子」を共同作業で作り変えたり、 それを巡って対話を行うというワークショップをもとに作られています。 これまでの全12回のワークショップは、テーマを設定してそれに沿うかたちで行われました。 「WS再演」では、これまでに行われたものと同じテーマでのワークショップを 会場インスターレーション内にて随時行ってゆきます。 第12回「死の物語をつくる(自殺を称える物語)」から、 第1回「片子を生かす物語をつくる(自殺しないで済む物語)」までを日替わりで遡りながら実施。 過去に行われた内容との差異から、新たな視点を探ります。

*自由参加。開催時間などの決まりはありません。

3日(金)「死の物語をつくる(自殺を称える物語)」

4日(土)「死の物語をつくる(殺す物語)」

5日(日)「一生の物語をつくる」

10日(金)「自立する物語をつくる」

11日(土)「村人の物語をつくる」

12日(日)「家族の物語をつくる」

17日(金)「片子を生かす物語をつくる(救う物語)」

18日(土)「片子を生かす物語をつくる(自殺しないで済む物語)」

※その他会期中のイベントなどはウェブサイトやtwitterなどで随時更新してゆきます。また、プロジェクト全体の詳細や、これまでのワークショップの記録も掲載中です。

吉田博嗣ウェブサイト

企画:あをば荘

作家プロフィール:

吉田 博嗣/Hiroshi Yoshida

美術家

絵画、漫画、映像とメディアを横断しながら、個の精神と歴史や社会、他者をつなぐものとしての「物語」に注目した作品を制作。
近作は「想像すること」そのものモチーフとした漫画作品「IMAGO」http://www.hiroshi-yoshida.jp/pages/954827/biography)や、
箱庭療法をモチーフとし、異文化受容の歴史と語りを物語によって更新しようと試みるプロジェクト「語りなおし『片子』」など。

CV

1988年 京都生まれ。
2011年 金沢美術工芸大学 美術科 油画専攻卒業
2017年 美學校「アートのレシピ」「映像表現の可能性」修了

≪個展≫

2016年「絵と石」東京,float
2010年 「漂流する風景とねじくれた神秘」
東京,waitingroom

≪グループ展≫
2017年 「de-progresión」Drews ExhibitionHall,Colombia
2017年 「アルプス」東京,美学校
2017年 「さよなら共同体」東京,美学校
2016年 「NORA×拝借景」

≪受賞歴等≫

2013年 四季賞 佳作
2012年 第32回MANGAOPEN編集部賞 受賞
2010年 三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学金 奨学生
2010年 第3回アーティクル賞 TAGBOAT賞 受賞