virtual corporeality
2021.03.13(土)〜 03.28(日)
この度、あをば荘では展覧会「virtual corporeality」を開催いたします。
本展の招致作家である清水は1995年徳島県生まれ、2019年尾道市立大学芸術文化学部美術学科卒業。現在は東京を拠点に活動。都市のなかに現れる一瞬の時間や空間を都市の記憶として、アクリル板に写真を転写するやり方で保存し、そこから立ち現われる都市のかたちをテーマに、作品を制作している作家です。今回は、清水が行ってきた都市についての研究の最先端を展示いたします。
題名に使われている「corporeality」は、英語で「実物性」を意味する名詞です。語源になったcorporealは、「(精神的に対して)身体上の、肉体的な、物質的な、形而下の、有形の」といった意味を持ちます。
今展覧会では、この一年で急激に加速したオンラインへの移行と、リアルワールドとの人間の身体性のあり方をテーマにしています。そして、これから長期化が見込まれる新型コロナウイルスの蔓延状況下で、新たな展示形式と鑑賞法を探るような展覧会を目指します。
会場では、入場の際にただ1人だけが展示空間へ入れるようにいたします。そのため、作家及びスタッフの在廊はありません。ぜひおひとり様ずつお越しいただけますようお願いいたします。
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◆展覧会概要
清水香央理 個展 「virtual corporeality」
会 期:2021 年 3 月 13日(土)~3月28日(日) 計 15 日間
※会期中無休
※作家の在廊無し
時 間:12:00 – 20:00
入場料:無料
※オープニングレセプション等はございません。
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◆作家プロフィール
清水香央理