図師雅人｜ガラスのアトラス

 

 

【撮影】川原卓也

図師雅人個展｜ガラスのアトラス（＋へびのあし）

39アートin向島の参加企画として開催された、図師雅人による同時多発個展の記録です。
展示会場は、こすみ図書、logique／ロジーク、ヨネザワエリカのオフィス（外観）、あをば荘です。それぞれのスペースのディレクターと共同で企画・運営を行ないました。

また、あをば荘の佐藤史治は「へびのあし」という、一見展覧会に関係のないもの（＝蛇足）を、積極的にイベントとして組み込んでいく企画を発案し、多くの方の協力のもとで実現されました。
ワークショップ、まち歩き、トークイベント、オールナイトのラジオ企画、テーマソング、CM、ドローイングなど。

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○開催日時
2013年3月の土日祝、13:00-18:00オープン

○開催場所
・こすみ図書（墨田区向島5-48-4）
・ヨネザワエリカのオフィス外観（墨田区向島5-50-3）
・logique／ロジーク（墨田区東向島6-51-15）
・あをば荘（墨田区文花1-12-12）

○作家プロフィール

図師雅人
1985年丑年の宮崎県生まれ。
言語から生まれる認識や理解への懐疑的なアプローチで、多様な素材・イメージを用いたインスタレーション作品を制作。墨田区にあるオルタナティヴスペースfloatの企画・運営にも携わる。
http://www.masahitozushi.com/

佐藤史治
1989年巳年の奈良県生まれ。
主に親しさをテーマにした作品やプロジェクトを展開している。佐藤史治＋原口寛子としても活動を行なう。あをば荘の管理人。
佐藤史治＋原口寛子　http://satouharaguchi.tumblr.com/

●関連企画

○オープニングパーティ＆トーク「作家＝企画者？展示する場所と作品について」

・日時: 3月2日（土）18時半から
・会場: あをば荘2階
・ゲスト: 井上光太郎、小野冬黄、下平千夏

○『ガラスのアトラスで、大きな三角形を蛇の足みたいに歩いてみる』

出展作家と企画者が作品解説しながら案内する、まち歩きツアー。
・日時: 2013年3月9日（土）、3月23日（土）13時から15時頃まで

○『オールナイト・ズッポン』

図師と佐藤が12時間飲みながらだらだら森羅万象を語るUST番組。
・日時: 2013年3月19日（火）21時〜3月20日（水・祝）9時まで

○クロージングパーティー＆トーク「墨東エリアで自ら企画すること」

本展を振り返りながら、この場所で企画を自分たちで作ることについて話しました。
・日時: 2013年3月31日（日）18:30～
・会場: あをば荘2階
・ゲスト: 曽我高明

□図師雅人による連動企画展｜小野冬黄『絵の背』

ご近所さんのfloatで行なわれました。ツアーやトークなど、一緒にまわりました。
・日時: 2013年3月土日祝 13:00〜19:00
・会場: float（http://f-l-o-a-t.info/)

○その他の「へびのあし」
会期前や途中から行なわれたいくつもの蛇足。

・ワークショップ（@こすみ図書）
開場の１つであるこすみ図書で本を持ち寄ってワークショプが開催されました。
それぞれがお気に入りの本を持ち寄り、一節を読み上げて録音していきます。
会期中は、ここで集められた本、声が作品素材の一部となりました。

・ガラスのアトラスCM

製作: こへび隊のHさん｜音楽: こへび隊・吉川晃司

・ガラスのアトラスPV / float.ver

製作: OMEKASHI（原口寛子とコジママリコ）｜音楽: こへび隊・吉川晃司

・ガラスのアトラスのための練習曲
こへび隊の吉川晃司さんが製作した音楽です。
各会場と企画全体で計5曲ができあがりました。

ガラスのアトラスのための練習曲
http://snd.sc/YU6oVX
ガラスのアトラスのための練習曲その2″できるだけ愚図に揺らぐコード”
http://snd.sc/YU6m0j
ガラスのアトラスのための練習曲その3″完走る機械、歩く人間、動く自然物”
http://snd.sc/YU6f4D
ガラスのアトラスのための練習曲その4″完全なる偶成、見えない暴徒”
http://snd.sc/YU68WN
ガラスのアトラスのための練習曲その5″きわめてzooなプライベート”
http://snd.sc/YU5MiQ

・ガラスのアトラスを持って帰る
会期中にガラスのアトラスの記録を絵で残す蛇足が生まれました。
製作はこへび隊のつざわくんです。