ハトウィン写真展:ある日の鳩の街、わたしとオバケ

photoween

昭和の香りを色濃く残す、かつては赤線地帯でもあったという「鳩の街通り商店街」。
あをば荘から歩いて15分、東武曳船駅より徒歩5分のところにあるこの商店街で、写真展を開催する運びとなりました。

10月末に鳩の街通り商店街が企画した「ハトウィン」の記録写真を中心に、発掘された古い家族写真を通して、いくつもの「ある日」に思いを馳せます。

ぜひ、足をお運びください。

ハトウィン写真展:ある日の鳩の街、わたしとオバケ

日時:
2015年12月19日(土)、20日(土)
11:00〜日没まで

場所:
鳩の街通り商店街
旧たじま倉庫/墨田区向島5-50-11
天ぷらハナヨシ2階/墨田区東向島1-24-19 2階

主催:
鳩の街通り商店街振興組合
http://hatonomachi-doori.com/
http://blog.livedoor.jp/hato2618/
https://www.facebook.com/hatonomachi

企画:
あをば荘

・・・・・

鳩の街のオバケたち

普段、私たちの世界から切り離されたところに住んでいるオバケたち。彼らは招かれざる客人ですが、それでも時折こちらをたずねてくることがあります。「ハロウィン」はそうした言い伝えを起源とするといいます。
来訪するオバケたちをどうやって迎えようか?その方法を、私たちは自ら「化ける」ことによって学んでいるように見えます。

思えば、過ぎ去った時間もまた、私たちの生きる現在から切り離されています。それらは、まさに写真を通して私たちの世界に再び現れます。
そうしてやってくる過去のものたちをどのように迎えたらよいのか?写真を見ることは、過去を受け入れる方法を学ぶ絶好の機会です。

ーようこそ、わたしの部屋へ。

いまあなたは、外からやってくる来訪者に違いありません。そこに住んでいた「わたし」にとっては、いわばオバケのような存在です。そのつもりで部屋のなかを歩いてみましょう。もし、この場所にあったはずの過去が身近なものに感じられたとき、オバケは私と出会うことになるでしょう。それは、切り離され、忘れ去られたものたちと私との再会を意味し、オバケたちの記憶が私のなかに蘇ることになるでしょう。

ハトウィン写真展 企画
あをば荘