ドローイング・ショウ(紙の仕事)
2023.09.30(土)〜 10.22(日)
日々の取り巻く景色を写真に収め、身近なモチーフを日常で義務的に描く。声かけ人が自己に課したきわめて利己的な制作活動を動機として、今回の展覧会は企画されました。 それらの行いと「目線と手が、同時に動くような感覚」を“ドローイング”であると企画者は定義付けますが、しかし「目線」の対象は絵画そのもの、そして実像以外へも向けられています。
招集された作家たちは、出展作品について以下の依頼をされます。
・紙を支持体とすること
紙という媒体と向き合うことは、タブローと比較すれば、比較的容易に加工でき、線や色を乗せる行為に関しても同様、 と考えたからです。また、もはや従前の手法となったデジタルというメディアからもひとつ物質性を上げる、という目的もあります。
“ドローイング”と“紙”であるということ。このふたつを手がかりとした、3名の作家が展覧会を構成します。
ドローイング・ショウ(紙の仕事)
菊谷達史 藤林 悠 松本奈央子
企画:藤林 悠
2023/9/30(土)10/1(日)7(土)8(日)9(祝・月)13(金)14(土)15(日)20(金)21(土)22(日) 開場
※ 会期中の土日祝日開場、10/13、20(金)のみ平日開場
開場時間: 15:00 – 20:00
会場: あをば荘 ※ 入場無料
住所:〒131-0044 東京都墨田区文花1-12-12
http://awobasoh.com/
問い合わせ:info@harukafujibayashi.work
アクセス:
京成電鉄・都営浅草線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン 押上駅から徒歩14分
東武鉄道亀戸線 小村井駅から徒歩9分
東武スカイツリーライン・東武亀戸線 曳舟駅、京成電鉄押上線 京成曳舟駅から徒歩16分
【トークイベント】(予約制、定員10名)Instagram(https://www.instagram.com/aoba.soh/)でのライブ配信も予定。
10/21(土)17:00 – 19:00
作家3名とゲストを迎え、展覧会についてのディスカッションを開催します。
ゲスト:OJUN(画家)
※トークイベント(予約制、満員御礼)のため、17:00-19:00の時間帯は展示がご覧いただけない可能性があります。※(申し込みはこちらのフォームより) (※定員に達しました)https://forms.gle/VkVeroByf9oHQH3d9
【作家情報】
菊谷達史
Satoshi KIKUYA
1989年北海道稚内市生まれ。2013年に金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科絵画専攻油画コースを修了。近年の展覧会に「個展-エッジアドベンチャー・ウィズ・ランニングドッグ-」(JUNGLE GYM/東京/2023)、「個展-スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ-」(金沢市民芸術村アート工房PIT5/石川/2022)」、「菊谷達史・前田春日美 2人展-影をしたためる notes of shadows-」(biscuit gallery/東京/2022)。主な上映に「前橋映像祭2023」、「ASK映像祭2022」、「第9回新千歳空港国際アニメーション映画祭」(北海道知事賞)などがある。
https://mum8track.wixsite.com/kikuyasatoshi
藤林 悠
Haruka FUJIBAYASHI
秋⽥県秋⽥市出⾝。2008年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修⼠課程修了、2006年東京造形⼤学美術学科絵画専攻卒業。主な展覧会に、「サラティスト協会東京展2023 ハーモニー」(デザインフェスタギャラリーEAST/東京都渋谷区/2023)、「PARADISE HOUR 2022 Spring」(PARADISE AIR/千葉県松戸市/2022)、「It’ll be a frosty Friday それは冷ややかな金曜日になります」(3F/3階/東京都台東区/2021)、「Intimate Path」(ART369プロジェクト/栃⽊県那須塩原市/2020-2021)、「PERSISTENCE」(2018-2019年 あをば荘/東京都墨区、“SURVIBIA!!”展内/東京都多摩市、芸宿/⽯川県⾦沢市、⼭下ビル/愛知県名古屋市)など。
松本奈央子
Naoko MATSUMOTO
1987年生まれ。2012年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2017年文化庁新進芸術家海外研修員としてドイツのミュンスター芸術アカデミーに在学。主な展示に、「”Memoria! Fantasia.”」 (KOKI ARTS/東京都/2022)、「petal / stair / day」 (Kunstverein Schallstadt/ドイツ/2021)、「あざみ野コンテンポラリー vol.10 しかくのなかのリアリティ」 (横浜市民ギャラリーあざみ野/神奈川/2019)など。
http://matsumotonaokoworks.com/
【展覧会アーカイブ】
展示状況撮影:間庭裕基