引退試合 ~ひとのために生きる、自分のために生きる~

kabasawa-

『引退試合』

~ひとのために生きる、自分のために生きる~

構成・出演 樺澤 良

数多くの小劇場団体の制作、フェスティバルのプログラムディレクター、東京都初所有の稽古場の運営制度設計など舞台芸術界に少なからぬ功績を残してきた樺澤良氏が、なんと舞台芸術界の引退を表明!!

なぜか抜群の料理の腕前を誇るシェフ樺澤のコース料理を堪能しながら、これまでの活動のこと、海外公演制作のノウハウに海外留学の話、この度の引退や制作にかける想いなど、最後なんで全部しゃべってもらいます!!

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制作となって17年、自分の経歴を改めて振り返ってみるとたったこれだけの間に色々と詰め込んだなと苦笑いします。才能と出会うということが制作者の最重要タスクと考えていたわたしはその出会いの確率を上げるしかないと考え、多数の団体と関わることを選択しました。そしてその選択はわたしに多くの成長をもたらしたと同時に、多くの感動をも与えてもらったものと心から感じています。

制作者が業界から離れる際にこうしたイベントを開催するのは非常に稀なケースだとは重々承知していますが、自分らしい形でお世話になった皆様にご挨拶をしたいという気持ちと、次代を担う制作者のために少なからず築いてきた経験や知識を伝えたいという気持ちから僭越ながら「引退試合」と銘打って開催させていただきます。

これまでの事を話すのもこのイベントでは重要ですが、食べながら、飲みながらワイワイと「こういう事もあったよね!」という時間も設けてお迎えするつもりです。

お世話になった方々も、そうでない初対面の方も皆様、心よりご来場をお待ちしております。

樺澤 良

プロフィール

1979年、東京都出身。株式会社メジャーリーグの笹部博司氏に師事、1999年に制作者として活動を開始。在籍時には白石加代子の「百物語」を担当。2005年に劇団制作社を立ち上げ数多くの小劇場制作受託をスタートさせ、劇団鹿殺し/庭劇団ペニノ/劇団、江本純子(現:財団、江本純子)/バナナ学園純情乙女組/革命アイドル暴走ちゃん、ほか多数を担当。その他の受託にフェスティバル/トーキョー、パルコ、東京芸術劇場などがある。2007年にCoRichチケット!の開発協力、2011年に東京都初所有の稽古場「水天宮ピット(正式名称:東京舞台芸術活動支援センター)」の運営制度設計を担当。同年にAsian Cultural Councilの助成を受け、ニューヨークへ留学。滞在中はコネチカット州のWesleyan Universityにて制作者に資格を与えるプログラム、ICPPを受講。

日程  2016年2月7日(日)

時間  17:00/団体制作について

    19:00/開発、運営制度設計、海外活動について

    21:00/引退試合(ひとのために生きる、自分のために生きる)

               ※内容は当日変更となる場合がございます

入場料 1,500円(料理付き)

    ※燻製系から始まるオードブルコースメニュー

    ※ドリンク代別途(300円~)

    ※その他、タコライスなどの個別メニューもございます。

リピーター 500円

      ※リピート回にはセットの料理はつきません。

定員  各回12名程度

会場  あをば荘(アートスペース/半蔵門線「押上駅」B3出口より徒歩15分)

ご予約 http://peatix.com/event/143152/view

お問合せ info@awobasoh.com

スタッフ 安藤達朗/矢口龍汰/筧良太/ホシマリ/Cyclone_A